指導員としての仕事の初日、主任さんから、一番はじめに注意されたことは、
「どんなに可愛くても、女の子をダッコしてはいけませんよ」
「あなたが、シニアかどうかは関係ありませんからね」
だった。
当初は、私のキャラクターが「いやらしい」「スケベ~たらしい」顔つきだからかな(笑い)と思っていた。
家族がグランパのことをよく揶揄っていたからだ
「あなたは、顔つきが良くないから、電車に乗ったら、必ず手を上げていて、決して痴漢に間違われないようにしなさい」
と刷り込まれていたことを咄嗟に連想した。
でもそうではないらしい。
まず新しい指導員は誰でも聞いているらしい。
その中には明らかにグランパよりは「いやらしく」ない
イケメンのスカッとしたシニアも含まれていた。
指導員は、「強制力」を持っていない。
昨今問題になっている教師と違って、「強制力」はない。
児童も高学年になれば承知の上で対応してくる。
しかしこれは指導員の指導力不足を反省すべきだと思っている。
最近、教育関係者の「暴行」事件の報道を後を絶たない。
さらには、最近は、あるまじきことか「盗撮教師」なるものがマスコミを賑わす事態の発生である。
どんなことがあっても「暴力行為」「セクハラ、パワハラ」行為は、断じて犯してはならない最低限の「ルール」であり「モラル」である。
その意味では、「見ているだけ」は、正しく、必要な態度だ。
